きのこマットについて
先日の日記のレスに「きのこマット」についての取り扱いについて様々なレスがついていましたので、今回は 「きのこマット」について本日の日記にて取り上げてみました。
「きのこマット」、きのこ菌床を原料に仕上げている月夜野きのこ園人気No.1発酵マットです。
※使用感につきましては、 飼育担当Shihoが飼育した上での体験談になります。
多少皆様の感想と違う部分もありますが、御理解&御了承の上御覧下さいませ。発酵は他のマットに比べると比較的浅く、色も茶褐色系、カブトムシ飼育は勿論、 材や菌糸を好んで食するクワガタの幼虫飼育にも適しております。開封後のマットの水分量については、先日の日記のレスでシゲルさんがおっしゃているように、管理する環境下で様々に変化します。
◆温度管理状態(常温飼育か、エアコン管理か)
常温飼育の場合、管理温度が高いと水分の蒸発性が高まり乾燥しやすくなります。 また北海道に住む方と九州に住む方とでの管理温度ではまた差があると思います。ただ、今の時期、 水分量をかなり含ませたマットで常温管理をすると再醗酵の可能性が高くなりますので要注意です。
エアコン管理の場合でも管理温度によっては差が出ると思います。極端ですが18℃管理と27℃管理ではやはり違いますからね。(但し湿度確保が十分であれば別)
◆管理ケース(容器)の差
保湿性の高いケースで管理するか、そうでないケースで管理するかでも差が出てきます。 通気性があるケースや容器で管理する場合は当然のように乾燥が早くなります。通気性がないケースでは乾燥は遅くなりますが、 ただしここでもシゲルさんがおっしゃっているように再醗酵には注意して下さい。
「きのこマット」は発酵マットですが、使用するにはそれなりの微調整が必要になってきます。お手数ですが、管理する皆さんの状況下に応じた調整方法を工夫して頂けますと幸いです。またそこにも飼育の楽しさの醍醐味もあると勝手ながら私は思います。皆さんも頑張って是非きのこマットで大型個体を作出して下さいね。(^^)
飼育担当:Shiho (^^)
7 Comments »
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どうも!初コメントです!! ぼくは、最近メンバー登録したばっかりなので まだ使ったことないですが、最初は国産カブトの 幼虫に使ってみたいとおもいます!
Comment by リョウヘイ — 2012年8月20日 @ 6:00 PM
リョウヘイさん レスありがとうございます。(^^) 国産カブトの幼虫にもとても合うマットだと思いますので、頑張って特大サイズを育ててみて下さいね。朗報を期待しております。 こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。(^^) 飼育&日記担当:shiho
Comment by shiho — 2012年8月21日 @ 11:46 AM
Shihoさん、はじめまして♪ 私もリョウヘイさんと同じく、最近メンバー登録をしコチラを拝見させて頂いております新人ブリーダーのハチと申します、以後よろしくお願いしますm(__)m さて私は、今年で2年目の「きのこマット」使用歴ですが、再発酵には注意しております。Shohoさんと同じ群馬県(私は東南部)ですが今年も気温が高く、野外飼育の我が家は悪戦苦闘の連続です。 この時期(7~8月)のマットセットは、水分量が多い(握って水が出る)と即発酵…ってな感じがします。私は、握って団子になり水が出ず且つ崩すとパラパラになる位がちょうどいい感じがします。 昨年、購入したきのこマットでコクワ♂6頭♀4頭、ノコギリ♀4頭を羽化させることが出来ました(室内管理:蛹あと4頭あり)。残り(屋外管理)のコクワとノコギリとミヤマが20頭程いるのですが、まだ幼虫のままですので2年目に突入ですかね…(汗) ちょくちょく拝見させて頂きますので、これからもよろしくお願い致します。
Comment by ハチ — 2012年8月26日 @ 12:10 PM
ここのマット クワガタsaleは、 安くていいですね。
Comment by 千秋 — 2012年8月27日 @ 1:41 PM
きのこマットは、家庭向きじゃないと思います。 国産カブトムシは、よく発酵が進んだ広葉樹落ち葉から作ったマットが一番だと思います。 再発酵もしにくい上に、原材料が衛生的です。 製造側は、10L900円前後は高くないと思いますが、使う側は、虫に対してですから高いです。 広葉樹落ち葉だけ使用の、500未満のマットが一番、使う側は求めていると思います。
Comment by 購入者 — 2012年9月20日 @ 4:10 PM
購入者様 確かに、きのこマットは扱いが難しいですよ。 私的には、普通の腐葉土だけでカブトムシの幼虫飼育は難なく出来ますので、きのこマットの出番はないです。 きのこマットの凄いところは、オオクワガタ、ホペイなどが菌糸ビン並みに大型が出てくるところでしょうか。 ノコ、ヒラタも危なげがない。頻繁に交換しなくとも良型が出てきます。 幼虫の食いもとても良いので良いマットだと思いますよ。菌糸ビンよりはるかに安く上がります。産卵マットとしては全然駄目だと思いますが幼虫飼育においては素晴らしいと思っています。
Comment by シゲル — 2012年9月25日 @ 8:34 PM
購入者様 コメントの中で2つ気になることがありましたので。 一つはシゲルさんがおっしゃっていた通り、きのこマットのパフォーマンスはかなりいいはずなのに…というところですから、改めて述べるのは省略します。 もう一つは値段のことですが、10リットル900円というのはきのこマットのことなんでしょうか、それとも一般論なんでしょうか? きのこマットのことであれば根本的に間違いですから訂正されたほうがいいと思います。逆に一般論なら、これも安価なきのこマットに対する誤解による批判と受け取れてしまいますからどうかと思います。 飼育者みなが楽しむネット上のつながりにおいて「言葉の暴力」にはみなが配慮しなくてはならないと強く思ってのコメントです。
Comment by toshi — 2012年10月1日 @ 1:44 PM